医療や介護の大きな改革を盛り込んだ「医療・介護総合推進法案」が、6月18日に参院本会議で可決されました。
中でも、とりわけ市町村が考えなければならない“日常生活支援総合事業”への移行。
国が定める現予防給付事業から市町村が定める独自サービスに移行する「予防訪問介護・予防通所介護」やボランティアの活用など、地域にあった「新たな取り組み」が、今、市町村に求められます。
ブレインサービスでは、介護保険第6期で実施される“日常生活支援総合事業”について、地域包括システムの開発メーカーとして蓄えた情報をもとに情報提供を行い、これから計画される“日常生活支援総合事業”について考え、新たな地域包括システムの提案、構築を行ってまいります。
- 2016.06.30「自治体通信」に弊社の総合事業Webが掲載されました
- 2015.08.31自治体向け「介護予防・日常生活事業総合事業Webシステム」開発着手のお知らせ
- 2015.02.16総合事業における国保連審査処理について
- 2014.11.12介護予防・日常生活支援総合事業の流れ②(事業対象者決定)
- 2014.10.31介護予防・日常生活支援総合事業の流れ①(相談)
- 2014.10.13介護予防・日常生活支援総合事業は、平成27年4月からシステム対応が必要
- 2014.09.25介護予防・生活支援サービス事業の対象者とは
- 2014.07.08クローズアップ(介護予防支援)
- 2014.06.28介護予防・日常生活支援総合事業の経過措置について
- 2014.06.25クローズアップ(予防通所介護)
移行する現状サービスの内容を分析する必要があります
“日常生活支援総合事業”に移行される「予防訪問介護」、「予防通所介護」は月額算定サービスであるため国保連から提供される情報からは、保険者である市町村においても、そのサービス内容の中身を知り得る事ができません。
弊社では、平成18年度より市町村を単位とした地域包括支援センターへのシステム導入を行っており、大阪府下では、63%の地域包括支援センターにシステム導入を行って頂いております。
この度、第6期介護保険計画の策定にあたり、ご導入頂いている各市町村からのご依頼のもと「政令都市から町村」に至るまでの規模における予防給付サービスの分析を行い今の予防給付の実態分析を行いました。
詳細に分析するその理由は?
今の予防訪問介護・予防通所介護サービスを市町村が定める独自のサービスに移行する事になりますので、当然のことですが今の予防給付サービスについて詳細に分析す必要があります。
例えば「予防訪問介護」では、そのサービス提供時間の実態を把握することが必要です。
現在のサービス提供時間がどのようになっているかを詳細に分析したうえで、新しいサービスの構成や単価等を検討する事も重要な要素のひとつです。